<論文を書く意味とは>
突然ですが、医師、特に大学病院勤務の医師なら基礎系、臨床系いずれにせよ論文を書かれているかと思います。論文を書く意味、価値も結構controversialですが、結構ドツボにはまっている先生も多く見かけます。ずっとポスドクで安月給でひたすら実験に明け暮れ、Top Journalに載せることを夢見て50歳くらいになっている先生とかも時に見ることがあります。逆にCellとかに若いときに載せた先生でも、最終的に開業医になった先生も知っていますし、なかなかその正当な価値、評価は難しいかなと思います。アカデミアで教授を目指すなら避けては通れないとは思いますが・・・。
最近話題になりましたが、千葉大の人気あり特任助教の要件で、下記記載があります。
「①原則として ,博士号取得後 10 年以内の研究者であること。(医学部卒業を問わない。)
②特に優れた研究業績 Nature, Cell, Science, New England Journal of Medicine , The Lancet等の一流ジャ ーナルに first author として論文発表したか それと同等の業績 )をあげ ,千葉大学大学院医学研究院で,その成果を元に研究をスタートする者 。 また,さきがけ(JST)創発研究支援事業(JST)PRIME(AMED)等の研究費を獲得していることが望ましい。」
これで年収400-600万というのがあまりにも悲しい現実です・・😢。NEJMのFirst Authorなんて日本人でそうそうはいないですが。
悲しくなったんで雑コラを1分くらいで作成しました。